ついに沖縄でリバイバル『グラマ島の誘惑』他7本
洒落たセンスと確かな演出力で、時代を駆け抜けた川島雄三。皇族から庶民まで、どんなものでも笑い飛ばし、素っ裸にしてしまうクールな持ち味は、時代を超えても薄れることはない。沖縄が重要なポイントで登場しながら、県内で初めてリバイバルされる名作『グラマ島の誘惑』をはじめ、その鮮やかな演出、華麗なる大スターの共演をお楽しみに!。
上映作品
10/25(土)〜10/31(金)
| 10/25(土) | 10/26(日) | 10/27(月) | 10/28(火) | 10/29(水) | 10/30(木) | 10/31(金) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:30 | グラマ島〜 | 貸間あり | わが町 | 州崎パラ〜 | グラマ島〜 | 貸間あり | わが町 |
| 14:00 | 州崎パラ〜 | グラマ島〜 | 貸間あり | わが町 | 州崎パラ〜 | グラマ島〜 | 貸間あり |
| 16:40 | わが町 | 州崎パラ〜 | グラマ島〜 | 貸間あり | わが町 | 州崎パラ〜 | グラマ島〜 |
| 19:10 | 貸間あり | わが町 | 州崎パラ〜 | グラマ島〜 | 貸間あり | わが町 | 州崎パラ〜 |
グラマ島の誘惑
南海の孤島に流れ着いた二人の軍人と6人の美女。ナンセンスに時代を笑うドタバタコメディ。
州崎パラダイス 赤信号
橋を渡れば赤線地帯。その手前の小料理屋は女たちの人生の分かれ道。踏みとどまるか、橋を越えるか…。
わが町
わがままゆえに、周囲を巻きこむ迷惑おやじ。なのに愛さずにはいられないキャラとして描ききる人間描写が秀逸。
貸間あり
井伏鱒二の原作。貧乏長屋に住み着いた奇妙な住人たちのドタバタ人情喜劇の傑作。
11/1(土)〜11/ 7(金)
| 11/1(土) | 11/2(日) | 11/3(月) | 11/4(火) | 11/5(水) | 11/6(木) | 11/7(金) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:30 | 愛のお荷物 | 喜劇とんか | しとやかな | 女は二度〜 | 愛のお荷物 | 喜劇とんか | しとやかな |
| 14:00 | 女は二度〜 | 愛のお荷物 | 喜劇とんか | しとやかな | 女は二度〜 | 愛のお荷物 | 喜劇とんか |
| 16:40 | しとやかな | 女は二度〜 | 愛のお荷物 | 喜劇とんか | しとやかな | 女は二度〜 | 愛のお荷物 |
| 19:10 | 喜劇とんか | しとやかな | 女は二度〜 | 愛のお荷物 | 喜劇とんか | しとやかな | 女は二度〜 |
愛のお荷物
人口調整をうったえる厚生大臣に子どもが、愛人にも、息子夫婦にも…。生まれ出る《愛のお荷物》に振り回される楽しい喜劇。
女は二度生れる
芸者のくせに芸のできないミズテン芸者の"こえん"と、彼女を取り巻く男達の物語。若尾文子のかわいらしい演技に注目。
しとやかな獣
狡猾に人を利用して生きる奴ら、しかし彼らは詐欺師ではなく、団地住まいの普通の家族だった。
喜劇 とんかつ一代
老舗の洋食屋と、弟子のとんかつ屋の闘い!シリーズ化の予定が川島雄三の死で頓挫したいわく付きの企画である。
川島雄三 (かわしま ゆうぞう)
1918年、青森県で生れる。松竹大船に入社。島津保次郎、吉村公三郎、小津安二郎、野村弘将、木下恵介ら、日本映画界の重鎮たちの下で助監督を務め、1944年に監督昇進試験を受けて首席合格ののち、『還って来た男』で監督としてデビューした。その頃から筋萎縮性側索硬化症におかされ、歩行が困難になっていた。そのような持病を持っていたことが、彼の監督としての個性に少なからず影響を与えていると言われる。またオシャレに関しても有名で、現場には常に背広で現れたとか、腕時計のバンドの色をその日の服に合わせていたなど、その種の逸話も多い。
戦後はプログラム・ピクチャーの監督として多くの作品を残した。そのデキに関する評価は、全てが合格点とは言われていないが、それでも川島雄三の強烈な個性は作品ごとに輝いており、今なおファンの多い作家の一人である。
遺作となった『イチかバチか』(1963年)の封切5日前に、自宅で亡くなった。享年45歳。頭脳明晰、ダンディ、難病持ち、早すぎる死。でき過ぎた人生がまるで映画の脚本のようである。彼の墓碑銘には『サヨナラだけが人生だ』と、書かれている。