更新日:2008年10月15日
上映劇場:桜坂劇場 TEL:098-860-9555
2008年/日本/138分/35mm/ヴィスタ/ドルビーSR/カラー/PG-12
監督:坂本順治
出演:江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市、鈴木砂羽
| 桜坂劇場 | 10/9(木)〜10/17(金) | 10:50 | / | / | / |
テーマ:スラム街、孤児院の子供たち。アジアの現地リポート
ゲスト:新垣誠(キリ学)、学生NGO「ONE LOVE」(キリ学)のみなさん。
『アジアのスラム街、孤児院のこども達』パネル展
ONE LOVEは、大学の授業で世界で起きている戦争、貧困、格差問題について知り、平和な世界をつくるために何かできないかと考えたメンバーが集まり結成されました。私たちが目指していることは、無限大の愛と可能性で世界を変えること、そしてPeace & Fairな世界をつくるために活動中です。
新聞記者の南部は、タイで幼児売春の情報を追ううちに、臓器移植のために生きたままの子供が売買されている事を知る。そして次に行われる手術の移植相手は、日本人の子供という情報を手に入れるが。病気の我が子のために、他人の子供の心臓を買う現実に身震いする。 日本は《格差社会》らしいが、海外に比べれば、日本国内の格差なんてまだまだ近差なのだ。気がつけば日本人も搾取する側に回っていることを映画で知らされる。(真)
幼児売春というテーマと真っ向から向きあうため、スタッフは子役たちや、その親と綿密な打合せを経て撮影を行ったという。それでも日本の子役なら、相当なショックを受け、撮影自体も問題になったかも知れない。しかし、そうならなかったのはスタッフの真面目な態度が評価されたことと、タイの子供たち自身が、この映画の世界をリアルに感じていたからだろう。知っているのだ。そういう現実が当たり前にある世界に、目を背けて生きていくことは簡単だ。でも何も変わらないままで良いのだろうか?(真)
国際労働機関の報告によると、世界には売春をさせられている子どもたちが180万人いるという。しかしそれは明るみに出た数字で、闇の子どもたちの数は計り知れない。同じ子どもが何度も買われるということは、買春する大人はいったいどのくらいいるのだろう。人間の尊厳や命さえも換金して自らの欲望を満たす私たち先進国の人間。この映画が映し出すものは、私たちの心の闇でもある。カトマンズの孤児院やマニラのスラムで、その闇と立ち向かうNGO ONE LOVEの学生たち。この映画を通して、私たちと一緒に考えて欲しい。世界の子供たちの未来を。人間としてあるべき姿を。
沖縄キリスト教学院大学 英語コミュニケーション学科
国際平和文化交流センター所長 新垣誠
桜坂劇場:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3-6-10
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