更新日:2012年01月25日
▲予告編
1/31(火)の映画『沈黙の春を生きて』13:30の回の上映終了後、本作のパンフレットにも寄稿しているライター、 ジョン・ミッチェル氏によるトークショーをおこないます。
■ジョン・ミッチェル■
プロフィール
ウェールズ生まれ、横浜在住のライター。 彼の沖縄の社会問題に関する記事は日本や 米国の雑誌や新聞に掲載されている。
2011年8月、彼の沖縄枯葉剤問題リサーチの結果、日本政府は米国防省に沖縄での枯葉剤の貯蔵と使用について再調査を依頼した。
1962年、アメリカでレイチェル・カーソンが発表した『沈黙の春』により農薬による環境問題が出た一方、ベトナムでは米軍による枯葉剤の散布が行われていた。当時アメリカは人体に影響はないと説明していたが、枯葉剤は農薬と同じ成分をもち、人体にも有害なダイオキシンを含んでいた。ベトナム人や駐留していた米軍兵士は戦後35年たった今も子供や孫の世代まで枯葉剤の影響を受けている。 このドキュメンタリーは枯葉剤の被害だけでなく、帰還兵の娘で片足と指が欠損して生まれたヘザーが父の戦場であったベトナムを訪れ、枯葉剤による両国の被害者の繋がっていく事の大切さも映し出している。
今年9月ショックな記事がでた。沖縄でも枯葉剤。あのベトナム戦争の時に使われ問題になった枯葉剤が、1960年から約2年間、国頭村と東村の米軍北部訓練場内と周辺に試験散布していたという報道。記録がないと言うものの元米兵からの証言。私たちは違う国で起きた事として受けとめず、化学物質による環境の問題をもっと身近に考えなけれればならないだろう。