更新日:2012年02月23日
桜坂劇場 問合せ:098-860-9555
1970年/イタリア/107分/モノラル/カラー
監 督 :ビットリオ・デ・シーカ
出 演 :ソフィア・ローレン/マルチェロ・マストロヤンニ
▲予告編
第二次世界大戦前夜、お針子のジョヴァンナは、ナポリを訪れアントニオと出会い恋に落ちる。ふたりは結婚するも、夫は極寒のソ連の前線に送られてしまった。終戦後、ジョヴァンナはソ連まで夫を捜索に出かけるが、アントニオは命を救ってくれたロシア人娘と家庭を築いていた。逃げるようにイタリアに戻ったジョヴァンナ。数年後、もう一度やり直したいとジョヴァンナの元を訪ねたアントニオだが・・・。戦争がいとも簡単に破壊した幸福は決して元に戻ることはない。ひとつの愛の悲劇を通じて、戦争の不条理さを訴えるこの作品は、人間ドラマであると同時に反戦映画の傑作でもある。
1970年、世界的スターとして名を馳せていたソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ主演。3度のアカデミー賞、パルムドールを受賞している巨匠ヴィットリオ・デ・シーカの晩年の名作である。ヘンリー・マンシーニの情緒的な音楽と、広大な丘一面に咲くひまわり畑に茫然とたたずむローレンの映像は、印象的で半世紀たった今でも色褪せることなく映画史に深く刻み込まれている。